毎度お世話になっています。
北海道北見市の鮮魚店の松浦水産です。
2026年のサンマは8月のお盆頃に初物が並んだという異例の早さとなりました。
このため滑り出しが上々かと思いきや、昨年に比べて漁獲量が大きく落ち込んでサイズも小ぶりとなっています。
現在はサンマ漁はこれから中盤となりましたが、その見通しをお伝えいたします。
2026年のサンマ漁は異例の早さでスタートでしたが、先行きは不透明です
例年のサンマは9月初旬に初物が並ぶのですが、今年のサンマは8月のお盆頃に店頭に並ぶという異例の早さとなりました。
これは日本がサンマ漁をする上で操業方法を大きく変えたことが大きな要因となっています。
上の図は全国さんま棒受網漁業協同組合の公表しているサンマ水揚量となっています。
2019年から2023年までサンマが記録的な不漁となりました。
そこで、2024年くらいからロシアの排他的経済水域付近や北太平洋の公海にまで遠征してサンマ漁を行っていたことが大きいです。
今年にサンマが早く並んだのも、早期に漁獲枠を消化するために前倒しでサンマ漁を開始したことが大きな要因です。
初水揚げで魚体が小さいという指摘も、いつもよりも早く獲ったということが大きいのではないかと思います。
魚体の大きさについては北海道沿岸に寄ってくることで大きくなっていくと思われます。
2025年のサンマ漁と今年の比較について
日本のサンマは年々漁獲量が減少していて、2022年には17,910トンという記録的な不漁となっています。
そのため、2024年から日本近海にサンマが来るのを待ち構えるのではなく、ロシアの千島列島付近まで遠征してサンマ漁をしていたことで漁獲量を確保していました。
2025年には64,738トンの漁獲量があったのですが、今年は去年の4分の1の漁獲量となっていることが報じられています。
この海域では、日本以外にも中国や台湾、ロシア、韓国、バヌアツの漁船が操業しています。
かつての漁業は日本の独壇場みたいなところがありましたが、ここ最近では外国の影響も無視できない要素となっています。
価格については昨年よりも、1.5倍から2倍となっていて気軽に手が出ないものとなっています。
魚体のサイズについては、これからサンマの群れが北海道に近づくにつれてエサを摂って大きくなると思います。
今年のサンマ漁は前半の調子が良くないですが、これからの動向を見守っていきたいですね。
2026年サンマ漁のまとめ
今回は、2026年度のサンマ漁について記事を書きました。
例年のサンマは9月頃から出回りますが、今年は半月ほど早く出回るという異例の年でした。
スーパーや魚屋でお盆頃にサンマが並んでいたことで驚いた方も多いと思います。
しかし、出だしが好調と思いきや、漁獲量が昨年の4分の1程度になったことは由々しき事態となっています。
不漁が続いているということで、価格も昨年の1.5倍から2倍程度に価格が高騰していることで気軽にサンマに手が出なくなっていますね。
魚体については、これから日本に近づくことによって大きくなると思います。
10月以降のサンマ漁の動きも、引き続き注目していきたいですね。

